子供が2歳半になる頃、調節性内斜視であることが判明しました。
気づいたきっかけや経緯、病院での検査内容などを記したいと思います。
0~1歳 目が寄り目??
今思えばの話ですが、0歳の頃から兆候はありました。
目が寄り目だったのです。
と言っても、明らかに視線がおかしいという感じはなく、気持ち内側に寄っているかな?程度でした。
当時「目が寄ってる~かわいい~♪」なんて呑気なことを言って、全く異常には気づきませんでした。
今までの検診で指摘されたことはなく、また一度ものもらいで眼科に行った際にも、寄り目については指摘されませんでした。
2歳 遠くを見るときに目がグッと寄る
2歳くらいから明らかに寄り目の幅が大きくなった気がします。
しかも遠くを見るときに、片方の目がグイーーーって内側に寄ることが度々増えました。
この頃から少しネットで検索し始め、これは『偽斜視』なんじゃないかと思っていました。
※偽斜視とは・・・赤ちゃんは鼻が低いため、黒目が内側に寄って見えること
何故この目が異常だと思わなかったかというと、子供の目がとてもよく見えていたからでした。
近くの細かいものも、遠くの小さいものも、きちんと何かわかっているようでした。
これが病院に行くのが遅れてしまった原因だと思います。
それと、赤ちゃんの頃から毎日ずっと見ている顔なので、そんなに違和感を感じていなかったのもあります。意外と身近な人の方が気づけない場合があると痛感しています。
2歳半 眼科へ
寄り目の幅が大きくなったわけではないのですが、寄り目の時間がどんどん増えてきて気がしました。
3歳児検診で眼科があると聞いたので、その時でいいかなと思っていました。
しかし目の治療は早ければ早いほどいいと聞き、2歳半にしてようやく近所の眼科へ行きました。
何故もっと早く行かなかったのか・・・とは、あまり思わないようにしています。
むしろ2歳半で気づけてよかったと前向きに考えようと。
近所の眼科の診察内容
最初は看護師さんに視力検査をしてもらいました。
しかしまだ2歳半。すぐ飽きてしまうし、指示が通じているのかどうやら・・w
機械を覗く穴も覗いてくれませんでした。
目に光を当てて片方隠して目の動きを見たり、などなど。
けっこう時間をかけて検査?をしました。
しかしその検査、あまり意味はなかったんじゃないかと、のちに思いましたw
お医者さんの部屋に入って、子供の目を見てものの10秒。
「調節性内斜視の可能性がありますね」と。
明らかに子供の目の動きだけを見て、パッと病名を言われました。
医者ってすげーと思いながら、事前に調べて知っていた病名なので、ズドーーーーン。
総合病院の紹介状をいただき、その日は帰宅しました。
やっぱりか・・・でもまだ正確な検査をしないとわからないし・・と、現実逃避していました。
そして紹介してもらった総合病院の初診の空きは2ヶ月以上先とのことでした。
えーーー( ;∀;)
その2ヶ月はとても長く感じたけど、その間に覚悟が出来たと思います。
総合病院で確定したとき、受け入れることができました。
しかし、覚悟できていなかったことが・・・
かなり強度の遠視とのことで、今後治療の為にする眼鏡を将来外せる確率は低いと言われ、これにはかなり落ち込みました。
「一生眼鏡」
という事実に正直絶望してしまいました。
しかしもし今診断を受けて落ち込んでこのブログに辿り着いた方がいましたら、大丈夫とお伝えしたいです。
大丈夫です!慣れますw
最初は眼鏡をかけて顔の印象が変わったことに戸惑ったりもしましたが、可愛い我が子は可愛いままです。
数か月もすれば、顔の一部になります。
今はオシャレなデザインの眼鏡も多いです。
年頃になればコンタクトという手段もあります。
(我が子の場合、強度の遠視なのでソフトコンタクトは難しいのですが、ハードなら選択肢があるようです。)
多少不便だとは思うけど、眼鏡一つで本来ぼやけていた世界がクリーンになるなら、全然悲観することではないと。
幼稚園でも何人か眼鏡の子も見かけます。
しかも驚いたことに、小学校では2割強、中学生では4割強、高校生では5割台後半の子たちが、眼鏡が必要な視力になるそうです。
じゃあ我が子はちょっと早かっただけか。
そして、強がりでもなく小さい子の眼鏡姿は本当に可愛いです。
散歩していて、知らない方に「眼鏡可愛いね」と言ってもらえることも少なくありません。
同じ境遇の方いらっしゃいましたら、眼鏡ライフお互いに楽しんでいきましょうね。
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